農機具をクレジットで購入する

農機具を現金一括で調達できる人は非常に少なく、多くの方が農機具クレジットを活用しています。クレジットを活用することで高額な資金調達ができますし、農機具が担保としての役割を果たすので低金利で利用できます。

クレジットは金融機関によって利率が異なりますので、複数の商品をよく比較して低金利のクレジットを選びましょう。

農機具をクレジットで購入する流れ

農業を営んでいる個人・法人を対象とし、農機具の購入資金を金融機関に立て替えてもらう制度がクレジットです。ローンと混同されやすいですが、ローンとはお金を借りることを目的としています。クレジットの場合は商品購入代金を金融機関に立て替えしてもらい、分割で支払いしていく仕組みです。

ただ農機具購入におけるクレジットはローンという名称で用意されていることがあります。農機具クレジットは農機具専用のクレジット会社や信販会社などが用意しており、一般の消費者金融は対応していないのが普通です。

金融商品の紹介は大々的には行っておらず、金融機関の公式サイトにログインすることで閲覧できる仕組みを取っているケースが多いです。農機具クレジットの利用の流れは、利用者が申込書に記入して加盟店から金融機関にFAX送信して審査を受けるという内容が多くなっています。

キャッシングなどと同様に勤務先・自宅に確認の連絡があり、契約内容に間違いがないかチェックされます。

審査に通過したら加盟店から農機具が引渡しされますので、その後は金融機関に対して毎月支払いをしていく流れです。複雑な仕組みに感じられますが、その内容はクレジットカードとほとんど変わりません。

低金利が農機具クレジットの魅力

農機具は非常に高額な買い物になりますので、キャッシングなどの高金利ローンを利用するのは得策ではありません。多目的に利用できるローンは総じて高金利になっているので、農機具に特化したクレジットを活用しましょう。

実質年率は2~3%などと住宅ローン並みに低く抑えられているものがあり、利息を減らすために効果的です。高額な調達になるほど低金利で借りるべき必要があるので、複数の農機具クレジットを比較して決めましょう。用途は農機具の購入のほか農機ハウスに対応したものなど、クレジットによって異なることがあります。

一般的に高額融資に対応したものほど低金利が設定されています。金利タイプには固定金利と変動金利があり、固定金利は金利変動がない代わりに若干高金利に設定されており、一方の変動金利は景気の影響を受ける代わりに通常利率は低い設定です。

変動金利はリスクが高いと考えている方が多いですが、日本の景気情勢は安定している現実があるので、実際には固定金利よりお得になるケースが多々あります。お得にクレジットを利用するためには、金融機関の金利引き下げなどのキャンペーンに着目してみるのもおすすめです。

年収はそれほど高くなくても利用できる

高額資金を調達できる農機具クレジットは、高収入でなくても申込できます。年収で150万円以上あれば利用可能な金融機関もあり、担保・保証人は不要なものが多いです。ただ一部のクレジットは担保・保証人が必要になることがあるので、事前によく確認しておく必要があります。

保証人は最終償還時の年齢が高くなるほど要求される可能性が高くなります。また保証人の代わりに保証機関の保証を受けることが前提となる場合もありです。審査は利用金額が少ないほど通過率が高く、これは一般のローンと違いはありません。

現時点で多額の借入がある場合は審査に通過できないケースがありますし、利用できても支払いで逼迫するようでは困ります。農機具クレジットを利用される方は、キャッシングなどの多目的ローンは完済しておくか、借入総額を減らしておくのが好ましいでしょう。

クレジットはローンではありませんが、毎月支払っていく性質はローンと違いがありません。そのため一時的な高収入よりも、安定して支払いしていける能力が求められるのです。

借り換えに対応した農機具ローンを活用

農機具をまとめて購入すると、数千万円の費用が必要になることがあります。ローンの金利は景気情勢に左右されますが、現在は簡単にネット比較ができることもあって金融機関に競争原理が作用しています。借り換えを対象とした農機具ローンを用意している金融機関もあるので、定期的にローン検索をして低金利ローンに借り換えするのがおすすめです。

住宅ローンの返済をしている方なら、0.1%の金利が大きな利息の差になることをご存知でしょう。利息を抑えるためには早期完済が基本ですが、同時に金利を抑えていく工夫も必要です。借り換えローンの審査は、通常の農機具ローンよりも気軽に受けることができます。

もし審査に落ちてしまっても、現状のローン契約を続けるだけだからです。利息という最大の手数料を節約するためにも、積極的に借り換えをして金利を抑えていく方法をおすすめします。借り換えに際して注意したいのは手数料が発生することで、金額は窓口に問い合わせないと確認できないことが多いです。

高額な手数料が発生して低金利のメリットが相殺されては意味がないので注意してください。

農機具のクローラーを購入するときに便利なサービス

農機具クレジットを安全に利用するために

ローンは延滞をすると延滞金が発生しますが、これは農機具クレジットにも言えることです。延滞が長くなるほど支払い総額は膨らんでいきますし、信用力を失墜させることになります。

クレジット契約における信用力は申込時点である程度決定していますが、それに加えて支払い状況が精査されます。長期の延滞をすると個人信用情報機関に登録され、クレジットやローンの利用ができなくなるので注意してください。

支払いが厳しくなってきたときは、早めに低金利クレジットやローンに乗り換えるなどの工夫が必要です。支払いはなるべく短期間で済ませるのが好ましいため、可能であれば繰り上げ払いをしていきましょう。繰り上げ払いに回すべき金額に決まりはありませんが、毎月の余剰金の半分くらいを回すのが得策と言われています。

例えば毎月5万円の貯金ができる状況なら、その半分の2万5,000円を支払いに回すわけです。農機具クレジットの繰り上げ払いに手数料が発生する場合は、こまめに行わずにまとまった金額になってから支払いするのが得策です。

定期的に総支払い額のシミュレーションをすることが早期完済をするコツと言えます。